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ザブーム アルバム「A PEACETIME BOOM」の中の名曲「虹が出たなら」!! [音楽]

「A WARTIME BOOM」

この言葉は、戦争時の好景気という意味らしいのですが、
ザブームのファーストアルバム「A PEACETIME BOOM」
この言葉をもじったもののようです。
直訳すると
平和時の好景気」です。


戦争時の好景気」は
戦争の裏では誰かが利益を得ている という意味ととらえていいでしょうから、

平和時の好景気はその逆で
平和の裏では誰かが利益を奪われているや、 平和の裏では誰かが悲惨な目にあっていると、 捉えていいんじゃないでしょうか!?

このアルバムが発売されたのは1989年ですから、 まだ日本がうかれていた時代ですよね、 そういう事もあって このアルバムタイトルにされたようです。

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さてこのアルバムの中に、


「虹が出たなら」




という曲があるのですが、
この曲が、今回の名曲です。


私は、この曲ができた背景を知って、 この曲がより好きになりました。



この曲は宮沢和史が故郷、山梨から東京にでてきて、
コックのアルバイトをしたり、飲んだくれたり、街でねたりと、
東京にうもれ、埋没しきって、

「自分はこのくらいのサイズなんだ」と自覚した時に 「じゃあこのくらいの大きさで詩をかけばいいんじゃないか!?」 と思い書いた時の歌のようです。


本人も
「大学の授業中に、教科書に詩を書いていた時に、 ふとみると、見たこともない詩が書いてあり、 すごく嬉しくて、その時初めて自分にしかできないものが ちょっと作れたきになって、 そこから曲がワーとできるようになってきた」
語っています。

ということは

ザブームはこの曲からはじまった
といってもいいくらいの曲と言えるんじゃないでしょうか!?



歌詞の内容は 

「僕にはなにも無いけど 僕にできる事を あなたとどける」

というような内容なんですが
当時、
東京に埋もれていた、宮沢和史本人の気持ちの中で、 出てきた、誰かへの思いを歌にしてあると、 とらえる事ができるでしょう。


サビの部分の歌詞

「虹が出たなら君の家まで七色のままで届けよう」

シンプルなようでいて、色々考える事ができる歌詞ですね。

曲調はどこか物悲しげなコード進行で
歌詞の内容を伝えていきます。


なにが起きても失いたくない誰かへのやさしさ。

そんなものがこの曲からは感じられます。



かなりの名曲ですのでぜひ聞いてみてください。

次回もザブームについてです。それでは!!


※この曲は矢野顕子さんもカバーしています。


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タグ:THE BOOM
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